東京冷化機工業株式会社が取り扱う各種装置をご紹介します。
東京冷化機工業では、CO2自然冷媒システムの採用によりフロン類の排出削減を可能にしました。
その需要と用途は食品工場から小売店のショーケースに至るまで、幅広い分野に広がっています。
チルドウォーター装置/アイスビルダー
限りなく0℃に近い水を大量にしかも短時間に作り出す!
これが新鮮な原乳をより高い品質に保つための最良の手段です。 大容量の氷貯蔵機能を使用しているため、限りなく0℃に近い水を大量に、しかも短時間に作り出すことが可能です。また2022年には、CO2自然冷媒システムを搭載したアイスビルダーの発売を予定しており、現在最終試験段階となっています。脱フロンによる環境への配慮を実現しつつ、原乳の冷却と殺菌乳の冷却に威力を発揮し原乳のうまみを大切にアイスビルダーは力強くお手伝いします。
外観/図面
特徴
装置の外壁/内壁素材
現在はガルバリウムやステンレス鋼板を使用しているためサビに強く長期に渡ってご使用いただけます。用途に応じて外板・内板の材質にそれぞれ異なるものを使用するなどお客様の用途の合わせたご注文にも対応します。
また装置の外壁/内部容器の間に高密度のウレタンを使用することで、効率よく熱絶縁を行い装置内の安定した性能を保ちます。
冷却システム
センサーを使用して、常に目標とする氷の厚みを測定し均一の厚みの氷が製造されるま で冷却システムを作動させます。
オプション
・安全柵(手すり)
アイスビルダー標準仕様表
形式 | 冷凍能力 (kcal/h) |
蓄氷能力 kg (kcal) |
標準送水量 m³/h |
冷凍機 kw |
コンデンサーファン kw |
アジテータ kw |
動力合計 (ポンプ除く) ※三相200v |
---|---|---|---|---|---|---|---|
15型 | 26,000 | 1,350 (108,000) |
9.6 | 9.8 | 0.46×1 | 1.5 | 12.9 |
20型 | 26,000 | 1,800 (144,000) |
9.6 | 11 | 0.46×1 | 1.5 | 12.9 |
25型 | 40,000 | 2,250 (180,000) |
15.0 | 15 | 0.46×2 | 1.5 | 17.1 |
30型 | 53,000 | 2,700 (216,000) |
27.0 | 11x2 | 0.46x2 | 1.5 | 24.3 |
40型 | 53,000 | 3,600 (288,000) |
27.0 | 11x2 | 0.46x2 | 2.2 | 25.0 |
50型 | 81,000 | 4,500 (360,000) |
27.0 | 15x2 | 0.46x4 | 2.2 | 34.9 |
60型 | 81,000 | 5,400 (432,000) |
27.0 | 15x2 | 0.46x4 | 3.7 | 34.9 |
70型 | 81,000 | 6,300 (504,000) |
50.0 | 15x2 | 0.46x4 | 2.2x2 | 38.6 |
80型 | 101,000 | 7,200 (576,000) |
50.0 | 18.5x2 | 0.46x4 | 2.2x2 | 51.2 |
100型 | 137,000 | 9,000 (720,000) |
75.0 | 27x2 | 0.46x6 | 2.2x2 | 69.8 |
120型 | 137,000 | 10,800 (864,000) |
75.0 | 27x3 | 0.46x6 | 3.7x2 | 69.8 |
150型 | 206,000 | 13,500 (1,080,000) |
117.0 | 27x3 | 0.46x9 | 3.7x2 | 101.0 |
200型 | 275,000 | 18,000 (1,440,000) |
117.0 | 27x4 | 0.46x12 | 3.7x2 | 133.6 |
※50Hz表示
※上記の仕様の他に冷凍機を1ランク上下したタイプも製作致します。
アイスビルダー標準寸法・重量
形式 | 寸法mm | 本体重量 kg |
運転重量 kg |
||
---|---|---|---|---|---|
W | L | H | |||
15型 | 2,050 | 4,000 | 2,250 | 3,000 | 9,000 |
20型 | 2,050 | 4,300 | 2,250 | 3,100 | 9,300 |
25型 | 2,050 | 5,200 | 2,350 | 4,800 | 14,000 |
30型 | 2,300 | 4,650 | 3,900 | 5,300 | 17,000 |
40型 | 2,300 | 5,200 | 3,900 | 5,900 | 18,000 |
50型 | 2,300 | 5,250 | 3,900 | 6,000 | 21,000 |
60型 | 2,300 | 5,250 | 4,150 | 7,000 | 30,000 |
70型 | 2,350 | 6,300 | 4,150 | 8,000 | 32,000 |
80型 | 2,400 | 7,200 | 4,000 | 10,000 | 35,000 |
100型 | 3,050 | 7,350 | 4,200 | 15,000 | 44,000 |
120型 | 3,050 | 8,030 | 4,200 | 17,000 | 50,000 |
150型 | 3,050 | 8,800 | 4,200 | 18,000 | 65,000 |
200型 | 3,050 | 10,500 | 4,500 | 24,000 | 82,000 |
※60型〜200型の寸法は、使用機種により変更となります。詳細は図面をご請求ください。
チルドウォーター装置/アイスバンカー
アイスビルダー同様、限りなく0℃に近い水を大量にしかも短時間に作り出すチルドウォーター装置です。アイスビルダーと同様の制御システムを搭載した、アイスビルダーの小型モデルで、狭いスペースへの設置に適した装置です。小型ながら機能としてはアイスバンカーと同レベルの性能で、原乳の冷却と殺菌乳の冷却に優れた性能を発揮します。
外観/図面
特徴
装置の外壁/内壁素材
現在はガルバリウムやステンレス鋼板を使用しているためサビに強く長期に渡ってご使用いただけます。用途に応じて外板・内板の材質にそれぞれ異なるものを使用するなどお客様の用途の合わせたご注文にも対応します。
また装置の外壁/内部容器の間に高密度のウレタンを使用することで、効率よく熱絶縁を行い装置内の安定した性能を保ちます。
冷却システム
センサーを使用して、常に目標とする氷の厚みを測定し均一の厚みの氷が製造されるま で冷却システムを作動させます。
アイスバンカー標準仕様表
形式 | 冷凍能力 (kcal/h) |
蓄氷能力 kg (kcal) |
標準送水量 m³/h |
冷凍機 kw |
コンデンサーファン kw |
アジテータ kw |
動力合計 (ポンプ除く) ※三相200v |
---|---|---|---|---|---|---|---|
01型 | 2,600 | 90 (7,200) |
2.4 | 1.5 | 0.04 | 0.2 | 1.74 |
02型 | 3,400 | 180 (14,400) |
2.4 | 2.2 | 0.14 | 0.2 | 2.54 |
03型 | 5,000 | 270 (21,600) |
4.2 | 3.0 | 0.1 | 0.4 | 3.5 |
05型 | 7,000 | 450 (36,000) |
7.2 | 3.7 | 0.135 | 0.4 | 4.235 |
08型 | 11,200 | 720 (57,600) |
9.6 | 5.5 | 0.215 | 0.75 | 6.465 |
10型 | 16,100 | 900 (72,000) |
9.6 | 7.5 | 0.27 | 0.75 | 8.52 |
12型 | 16,100 | 1,080 (86,400) |
9.6 | 7.5 | 0.27 | 0.75 | 8.52 |
※仕様は設計変更の為、予告なしに改良する場合がありますので図面を参照してください。
アイスバンカー標準寸法・重量
形式 | 寸法mm | 本体重量 kg |
運転重量 kg |
||
---|---|---|---|---|---|
W | L | H | |||
01型 | 1,150 | 1,650 | 1,777 | 950 | 1,900 |
02型 | 1,150 | 1,650 | 1,777 | 1,000 | 2,000 |
03型 | 1,350 | 2,800 | 1,600 | 1,500 | 2,700 |
05型 | 1,350 | 3,040 | 1,600 | 2,000 | 4,000 |
08型 | 1,875 | 3,300 | 2,000 | 2,200 | 5,600 |
10型 | 1,950 | 3,400 | 2,000 | 2,500 | 6,800 |
12型 | 1,950 | 3,600 | 2,000 | 2,700 | 7,600 |
※仕様は設計変更の為、予告なしに改良する場合がありますので図面を参照してください。
食品工場用冷凍・冷蔵庫
冷却設備と防熱設備の一括設計施工・冷却負荷を実現し、使用目的に応じた設計施工が可能です。プレハブタイプ・築造タイプにも柔軟に対応します。
外観
特徴
設置タイプ
プレハブタイプ・築造タイプなどご要望に応じて柔軟に対応します。
ニーズに合わせた設計・優れた断熱性
最新冷媒システムからCO2自然冷媒システムまで、多種多様なお客様のご要望に合わせた設計・施工をおこないます。また高気密設計により、効率的に冷却性能を保ち、害虫や粉塵の侵入を防ぎ、衛生管理にも貢献します。
短期の施工期間と製品品質の均一化を実現
設計・製造・施工までを一貫して行うため、施工期間に無駄がなく用途・設置条件に合ったシステムの設計・施工がスピーディーにおこなえます。製品品質の均一化にも責任を持って対応します。
ヨーグルト発酵急冷室
乳製品の醗酵と熟成 ー 良いものは良い。この嗜好の厳しい今、素材を製品へ導くための重要な担い手としてヨーグルト発酵急冷室をお届けします。
醗酵室は大型から小型まで室内温度が均等になるよう設計上の工夫を行っており、その均等に醗酵したヨーグルトを品質にバラツキが生じないよう急冷設備にも工夫を凝らしています。
外観
特徴
発酵機能
大型の装置から小型のものまで、室内の温度が均等になるよう設計を行っています。そのため室内のヨーグルトをムラなく均一な状態で発酵させることが可能です。
急冷機能
発酵したヨーグルトを等しく急冷することが、品質を保つ上で非常に重要となります。
当社のヨーグルト発酵急冷室は、これまでに多くの企業様より高い評価をいただき、安定した品質のヨーグルト生産に貢献させていただいております。
チーズ熟成室
参考画像
特徴
熟成は、チーズの製造工程の中でも最も重要でありデリケートな工程であると言えます。当社のチーズ熟成室は、室内を常に湿度70%〜95%、温度10℃〜15℃に保ち、低温・高湿度の安定したチーズの生産を可能にしました。
ご要望に応じた設計・製作・施工までを一貫して行い、お客様の細かなニーズに合わせた対応をいたします。
これまで国内では扱いが難しいとされていた多種多品種に及ぶチーズの好みの変化に伴い、多品種少量化と受注の多頻度小ロット化が進む中、高級志向や、芳醇で深みのあるチーズの製造が行われるようになっています。当社のチーズ熟成室は、チーズ生産者様のより専門的なご希望やご意見を如何い、多種多様なチーズ作りにも力を発揮します。
クリーンルーム
参考画像
特徴
クリーンルーム
その名にふさわしい高い清浄度を保つ部屋を作り出し 乳製品に欠くことのできないハイクオリティをお約束します。
食品工場のクリーンルームは、清浄な環境を保ち、製品の欠損を防ぐために必要不可欠な設備です。
東京冷化機工業のクリーンルームは、設計・製作・施工まで、すべて社内で一貫して行い、すべて受注生産(除塵設備)のため室環境に最適な設計、施工をいたします。
乳製品をはじめ、あらゆる食品関連ブランド環境の無菌化をクリーン装置が作り出し、より衛生的で安心な環境作りに貢献。除塵はもちろん、温度コントロールも自在に設計します。既設の設備を最大限に活かし、一層の除塵化を行うための改造設計を施工し、中性能を高性能にグレードアップすることも可能です。
LED水耕栽培装置
当社の開発したLED水耕栽培装置は、光と空調の独自技術を駆使し、高品質で低コストの美味しい工場野菜を栽培可能にします。完全人工光型方式により、農薬を使用しないクリーンな野菜・栽培期間の短縮を実現します。
参考画像
特徴
LED水耕栽培とは
太陽光及び土壌を使用しない独自栽培システムを採用しており、季節・天候にかかわらず、
いつでも新鮮で安心安全な高品質野菜を安定収獲できる理想的な栽培システムです。
オアシス式植物工場の特徴
・多段式栽培棚で且つ、LED光源採用により近接栽培を可能とし、面積効率・容積効率に優れています。
・栽培は可動式の栽培ボードを栽培棚の片側から挿入し、反対側から取り出し収獲する移動式で作業効率に優れています。
・栽培品種や大型株・小型株の栽培が可能です。
・薄膜式水耕(NFT)を使用し、栽培養液使用量が少なく且つ、設備の軽量化を実現しました。
・オアシス式植物栽培用に開発した、高性能LED光源と空気調和システムにより、高品質な野菜の安定した栽培が可能です。
オアシス式LED水耕栽培設備の4つの特徴
1.栽培は固定式ではなく移動式
効果1
栽培作業が高効率
効果2
小型株・大型株の栽培切り替えが可能
効果3
栽培品種の栽培切り替えが可能
2.LEDランプの光を余さず栽培に活用
効果1
栽培エリアの天面・底面・両側面からの漏光を無くす設備仕様により光の高効率活用が可能となり、栽培に必要な光量の確保と、必要ランプ数の低減を実現
効果2
光の高効率活用により消費電力の低減を実現
3.栽培生育に応じた光量設定が可能
効果1
栽培棚に移植した直後の光要求は低く、成長するに従い光要求度が高まるが、栽培生育に応じた要求光量の設定が可能
4.水耕養液はガーター(樋)採用の薄膜水耕(NFT)
効果1
水耕養液はガーターの底から数mm程度の水位であり、使用水耕液の大幅減を実現
効果2
栽培棚全体での使用水耕液の大幅減により、設備の軽量化を実現」
野菜の未来を考えるオアシス式LED水耕栽培
日本の農業が抱える食料自給率の向上・農業従事者の高齢化と後継者不足、食の安全等の課題に対し、私たちが提案するオアシス式植物工場で栽培する野菜が、新鮮でおいしく、そして安心安全、安定野菜としてお客様にご満足いただけるよう、これからも設備技術開発・栽培技術開発を進め、工場野菜の品質向上・コスト低減に努めてまいります。